『地獄からの使者
スパイダーマン!!』
ご存じの方も多いはず。東映版スパイダーマン。
スパイダーマンでありながら特撮シリーズでもあり、独自のオリジナルストーリーを持っています。
主人公はご存知ピーター・パーカー……ではなく山城拓也(やましろたくや)。
科学者の父をモンスター教授という異星人に殺されてしまった悲しい過去があります。
スパイダーマンの能力は、自分の故郷を滅ぼされてしまいモンスター教授を追って地球にやってきたスパイダー星人ガリアから受け取った力。のちにスパイダー星人ガリアは力尽きてしまいます。
他のスパイダーマンではあまりイメージのないロボットや乗り物を使用。
さらにはもはや名物となっている名乗りをすることが有名なスパイダーマンです。
個人的に好きな名乗りは
『格闘技世界チャンピオンスパイダーマン』
です。
それではご紹介。
発売日 | 2022年8月 |
参考価格 | 4,800円(税込み) |
メーカー | ハズブロ |
販売 | トイサピエンス限定 |
フィギュア全体
まずはお顔。
いい、すごくいい。
色味は赤ではなくオレンジに近い彩色です。目はパールホワイトです。
鼻部分や口、眉間部分など細かく造形されていて自然な仕上がりになっています。
たくさんスパイダーマンはいますが、それぞれの造形で顔を表現するのすごいですよね。
胸にはスパイダーマンのシンボルの蜘蛛がプリント。
フレンドリーネイバーフッドやアメイジングのようなリアルな蜘蛛もいいですが、こういうシンプルな感じも味があって好きです。
腕には東映版ならではのアイテム「スパイダーブレスレット」が装着。
腕に接着されているわけではないので取り外すことも可能です。
背中には正面とは違ったシンボルマーク。
また、台座取付用の大きな穴があいています。
背筋もいい感じです。
脚の造形も筋肉質にできています。
可動
頭部先はボールジョイントですが根本は前後可動です。
干渉物もない為動かしやすく、特に上下はよく動きます。
腕の可動も良好。
上や水平も上げやすく、二の腕ロールもあり曲げも90°以上曲がります。
のけぞりはそこまでは曲がらない印象。うつむきは標準程度です。
腰のひねりの可動もあり。
上げは90°程上がり、曲げは深く曲げることができます。
もものロールの可動ありで足を広げることができます。
足首の前後の可動は優秀で曲げやすいです。
付属品
- ハンドパーツ×1種
- スパイダーストリングス用ウェブ
- スパイダーネット用ウェブ×2種
スパイダーネットのものも付いているのは嬉しいですよね。
ポージング
『スパイダーマッ!!』
マーベラアアアアアア!!
ピーター・パーカーを想ってポータルを開けても出てこない男!スパイダーマッ!!
主人公をすり替えておいたのさ。
まとめ
総合評価 S+
塗装 S+ 造形 S+ 可動域 S
良い点
- 造形もよく、色味もとてもいい。
- スパイダーブレスレットにSPIDERMANの文字など細部に細かい表現がされている。
- ウェブもネットなどが付いており遊びやすい付属品。
惜しい点
- 特になし
総括
まさかマーベルレジェンドで東映版がでるとは思いもしませんでした。
パッケージもカタカナでスパイダーマンと書かれているのはなんだか嬉しいですね。
ネタキャラ扱いされることも多い東映版ですが、後のスーパー戦隊などのロボットにも影響を与えたすごい作品です。
実際手に取ってみてこのマーベルレジェンドはほんとによくできていてテンション上がりました。素晴らしいです。
明るめのオレンジ色のカラーリングもとても気に入りました。
スパイダーマン60周年に出してくれたことを感謝したいフィギュアでした。
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